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各地域婦人会活動の様子(ミニ瓦版)

婦人会ミニ瓦版

出雲市連合婦人会 人権・同和問題を考える女性の集い団体別研修

2022-11-25
外国の人々の生活から考える人権・同和講演会&鵜鷺地区の歴史に見る人権・同和
研修内容・プログラム
令和4年11月13日(日)10:00~15:00

出雲市鵜鷺コミュニティーセンター 参加者36名

・研修テーマ 人権・同和問題   ・講師 陰山亮子 氏  ・鵜鷺げんきな会 安部勇 氏


10:00~11:00 講演会「あの国に生まれたあなたと、この国に生まれた私」 陰山亮子 氏

11:00~11:30 意見交換

11:30~13:00 鵜峠地域婦人会手作り昼食

13:00~14:00 海の循環を学ぶ塩つくり体験 SDGsの視点から 鵜鷺げんきな会

14:00~15:00 昔貿易で栄えた鷺浦の歴史にみる人権・同和のお話を聴きながら街歩き 安部勇 氏


感想/報告
JICA海外協力隊としてエクアドル(小学校教師)で活動後、在ニカラグア大使館勤務を経て、NPO法人アムダマインズ、ホンジュラス・グアテマラ事務所に駐在し青少年育成事業や栄養、母子保健事業を担当。

昨年より出雲市役所勤務で日本人・外国人住民が共に暮らしやすい街づくりを目指し、多文化共生事業に携わる陰山亮子氏の講演は、違う言語、違う文化、違う環境等、違う国で昼夜を問わず色々な努力をして現地の人々に溶け込んで受け入れてもらい、エクアドルやホンジュラスなどの生活を通して結局は「同じ人間なんだ」と感じたという、人としての原点を学ぶ講演となり今の自分たちと照らしてみたり地球の原点に立って人権について考える素晴らし講演だった。

鷺浦の安部氏のお話も海と山に挟まれた鷺浦地区は交通手段がない頃には山を越えて大社町へはなかなか行けず、地区内での結婚で人口を増やした。嫌々ながら泣く泣く嫁いでいかなければならなかった。同じ苗字ばかりだから屋号をつけて区別した。だからどこの家にも表札が二つある。子供はエクアドルやホンジュラスと同じく井戸水汲み係だった。嫌とも言えず水道が出来ても水道代が高いからと言って井戸水汲みに行かされた。など人権・同和などと言ってる余裕もないほどの暮らしを余儀なくされていた時代があったことを聴き、近くでもこういう地域があったことに胸が痛くなったし、皆が今の生活が出来る事への感謝を再認識し、現在進めているSDGs活動はもとより、次世代へ胸を張って繋げられる地域社会作りへ更なる活動を進めたいと熱くなりました。

参加者一同良い研修会をさせて戴き喜びました。


参加者からの感想
〇出雲に生まれ不自由なく育ち、幸せな人生を送って来ていることに感謝したいと思います。陰山様や地域活性化をされた安部様のパワーは素晴らしいです。なかなかできない経験もされて今後の出雲市にもつなげられ活動されていることにも感動しました。
人権の事、食べ物の事、私自身も考えさせられる研修会だったと思います。
 
〇聞くことのできないお話を今日は聞きました。ありがとうございました。結の会で陰山さんのような方がいらっしゃって嬉しい。恵まれた私達、贅沢はできないですね。と言いながら現地の黄色くうれたバナナ食べたい。
 
〇何不自由のない生活が当たり前になっていて、もっと物を大切にしたいと思いました。有難うございました

〇物の大切さを改めて感じました

〇水とか野菜など無駄にしている事を考えさせられました。

〇陰山さんが違う言語、違う文化、違う環境等、違う国で多方面から努力して現地の人たちに溶け込んで受け入れてもらい、エクアドルやホンジュラスなどの生活を通して「同じ人間なんだ」と感じたという、人としての原点を学ぶ講演は素晴らしかった。

〇安部さんが海と山に挟まれた鷺浦地区は交通手段がないころには山を越えて大社町へはなかなか行けず、地区内での結婚で人口を増やした。嫌々ながら嫁いでいかなければならなかった。同じ苗字ばかりだから屋号をつけて区別しただからどこの家の表札が二つある。子供はエクアドルやホンジュラスと同じく井戸水汲み係だった。嫌とも言えず水道が出来ても水道代が高いからと言って井戸水汲みに行かされた。など人権・同和などと言ってる余裕もないほどの暮らしを余儀なくされていた時代があったことに胸が痛くなった。
一般財団法人島根県婦人会館
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